マッチングアプリに潜む“ロマンス詐欺”と、僕の体験談【ゲイアプリの注意点】

はじめに
ゲイアプリは、恋人や友達を探すために多くの人が利用する便利なツールです。しかし同時に、悪意を持った「詐欺アカウント」も潜んでいます。
今回ご紹介するのは、僕自身が実際に体験した“ロマンス詐欺”まがいのやり取りです。体験談を交えながら、怪しいアカウントの特徴や注意点をまとめました。
タイプの相手から届いたメッセージ
ある日、ゲイアプリで、自分のタイプど真ん中の男性からメッセージが来ました。モデル風ではなく、ガチムチ丸顔の30代。いかにも「ゲイ受け」しそうなタイプで、正直かなりテンションが上がりました。
やり取りをしていると日本語が少し不自然でしたが、すぐに「台湾と日本のハーフで、日本語は苦手」と説明され、なるほどと納得。特に疑うことはありませんでした。
突然の急展開と愛の言葉
ほどなくして「このアプリは使い慣れないからLINEで話そう」と誘導され、LINEでつながりました。ここからが異常なスピード展開です。
「愛している」「将来一緒に暮らしたい」など、まだ知り合って数日とは思えない情熱的な言葉が次々と送られてきました。当時フリーだった僕は、ついドキドキして「会いたいです」と返してしまったのです。
高級時計と豪華ホテルの写真
ところが、やり取りを続けるうちに送られてきたのは、高級腕時計の写真。しかも数百万円クラス。「いい時計ですね」と返信すると、「私には簡単に買える」と自慢げな返答が。
その後も、高級家具が並ぶ部屋やスイートルームの写真が届きましたが、なぜか本人の姿は一切映っていません。まるで「お金持ちアピール画像集」のようで、さすがに違和感を覚え始めました。
ついに出てきた“FXの勧誘”
最終的に送られてきたのは、FXのトレード画面のスクリーンショット。「簡単に稼げるから教えてあげる。アプリをダウンロードして」と指示がありました。
ここで僕はようやく「ロマンス詐欺では?」と疑い始めます。だって、もし本当に財力があるなら、僕を高級ディナーにでも誘えばいいのに、なぜか投資指南ばかり(笑)。
消えた恋人と連鎖する“ハーフ男子”たち
一度「じゃあ会いましょう」と約束したのですが、直前にLINEが既読つかなくなり、そのままアカウントが削除。はい、黒確定です。
しかし驚くことに、数日後また別の「台湾と日本のハーフ」を名乗る男性からメッセージが。その後も「韓国育ちの日本人」「フランス育ちの日本人」と、海外バックグラウンドを強調するアカウントが立て続けに現れました。
翻訳アプリの使い方を間違えたのか、「フランス語と中国語に翻訳された画面キャプチャ」を送ってきた相手もいて、さすがに笑ってしまいました。
よくある詐欺アカウントの特徴
怪しいプロフィール
- 不自然に整った写真(盗用の可能性大)
- 海外バックグラウンドを強調
- プロフィール文が短い、曖昧
不自然なやり取り
- 出会ってすぐに「愛してる」など情熱的な言葉
- 外部アプリ(LINE)に誘導
- 高級品や豪華な部屋の写真を送ってくる
- 投資(FX・仮想通貨)の話題が出る
被害に遭わないためのチェックリスト
- すぐに愛を語る相手は疑う
- 外部アプリに移行する前によく見極める
- Google画像検索でプロフィール写真を確認する
- 金銭や投資の話が出たら即ブロック
- 怪しいと思ったらスクショを保存して通報
まとめ:やたらモテるときは要注意(笑)
ゲイアプリは素敵な出会いのきっかけになりますが、同時にロマンス詐欺も潜んでいます。
僕の場合は「モテ期が来た!」と浮かれていたら、実は詐欺アカウントラッシュでした。笑い話で済んだからよかったものの、信じていたら大きな被害に遭っていたかもしれません。
皆さんも「やたらモテすぎるときは要注意」。直感を信じて、怪しいと思ったらすぐにブロック&通報してくださいね。