―― 昼は観光、夜はゲイバーへ
旅行の楽しみは観光やグルメだけではありません。ゲイにとっての醍醐味は「夜の交流」。
観光地を巡ったあとにゲイバーへ立ち寄れば、その街をより深く知ることができ、人とのつながりを感じられる特別な体験になります。
東京 ― 多彩さは日本一
日本最大のゲイタウンは新宿二丁目。数百軒のバーがひしめき合い、雰囲気も客層も実に多彩です。
でも東京は二丁目だけではありません。
- 上野・浅草:下町らしい親しみやすさ。ベア系やガチ系の人気店も多い。
- 新橋:仕事帰りのサラリーマンが集まる大人の空気感。
- 池袋・赤羽:小ぢんまりした地元感のある店が点在。
- 中野:ゲイ居住者が多い人気の中野エリアにもありますよ
大阪 ― 堂山・ミナミ・天王寺など
関西最大のゲイエリアは堂山町(梅田近く)。アットホームな雰囲気で、初めてでも自然に馴染めます。
さらにミナミ(心斎橋〜難波)にも多くのゲイバーがあり、観光やショッピングの延長で立ち寄れるのが嬉しいところ。
そして天王寺周辺。規模は小さいながら地元客中心で、落ち着いた雰囲気が魅力です。
東京近郊エリア
- 横浜(関内・伊勢佐木町):港町らしい開放感。都心から近く、旅行気分も味わえる。
- 千葉(千葉駅周辺)/埼玉(大宮など):小規模ながら温かい雰囲気。常連との距離が近いのが魅力。
北日本エリア
- 札幌(すすきの):北海道の拠点。観光客も入りやすく、多様性と温かさが同居。
- 青森・盛岡:数は少ないが観光帰りに立ち寄れるお店があり、アットホームな交流が魅力。
- 仙台(国分町周辺):東北の中心都市。落ち着いた雰囲気で一人旅にも向く。
- 新潟:小規模ながら、旅行者を受け入れてくれる温かいお店が存在。
中部・北陸・信州エリア
- 静岡(静岡市・浜松・熱海など):静岡市や浜松に加え、熱海などの温泉街にもゲイバーがあり、観光や温泉と組み合わせて楽しめる。
- 名古屋(栄・新栄周辺):東海地方の中心。旅行者と地元民が自然に混じり合える。
- 金沢・富山・福井:北陸三県にもゲイバーが点在。規模は小さいが距離が近く、濃い交流ができる。
- 長野(長野市・松本など):観光帰りにふらっと寄れるアットホームな店。
西日本エリア
- 京都:観光都市らしく旅行者も入りやすい。落ち着いた雰囲気の店が多い。
- 神戸:港町らしい洗練された雰囲気。大阪とは違った落ち着きがある。
- 広島(流川周辺):瀬戸内観光と組み合わせて楽しめる。小規模だが入りやすい空気感。
- 博多(中洲・天神周辺):美味しい食事の後に立ち寄れるのが魅力。フレンドリーで活気にあふれる。
四国・南日本エリア
- 松山・高松:小規模ながらしっかりと存在。地元客と旅行者が自然に混じれる。
- 那覇(桜坂周辺):昼はビーチ、夜は南国ムード。観光客にも人気で安心して楽しめる。
- 宮古島・石垣島:離島にもゲイバーがあり、旅行者でも入りやすい。南国リゾートとローカル感を同時に楽しめる。
- 鹿児島(天文館周辺):九州最南端でもゲイバー文化は健在。温かい雰囲気が特徴。
✨ 良平の旅ログ ✨
僕が実際に行ったことのある、観光+ゲイバーのハイブリッド旅の例
四国・中国地方編
道後温泉で観光 → 松山のバー → 翌朝はしまなみ海道。
風光明媚な瀬戸内海を橋で渡る人気コースを抜けて広島へ。宮島や尾道観光のあと、夜は広島や福山のバーへ。
東北編
青森で弘前城や海鮮、夜は津軽三味線の民謡居酒屋+地元バー。
翌日は盛岡でわんこそばや冷麺を楽しみ、夜は盛岡のバーへ。
九州編
鹿児島から博多まで新幹線で北上。桜島や熊本城を観光し、夜は各地のバーで交流。
昼は観光、夜はイケメン多めのナイトライフというハイブリッド旅行を満喫。
旅行前のちょっとしたコツ
- 行きつけのバーがあれば、マスターや常連におすすめを聞く
- 友達やアプリでつながった人に、地元のリアルな情報を教えてもらう
- ネットでは出てこない小さなバー情報も、コミュニティならでは
まとめ
ゲイ旅行は、昼は観光、夜はゲイバーという二重の楽しみ方ができる贅沢な時間。
温泉、歴史、グルメ、離島リゾート……観光地ごとに違う文化を楽しんだあとの一杯が、旅をもっと深くしてくれます。
次の旅行は「夜のゲイバー巡り」をぜひプランに加えてみませんか?
ABOUT ME

東京在住の中年ゲイブロガー
当サイト 「ニジイロ東京Days」
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🏳️🌈 出会い・恋愛・仲間づくりに悩んできたゲイのリアル
🌱 「ひとりじゃない」+「小さなヒント」発信中
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