カミングアウトって、口止め契約が必要なんですか?
ryoheiasada
ニジイロ東京Days
ゲイコミュニティには、昔から「好みのタイプ」を表す独特の言い回しがあります。
それが、いわゆる 「〇〇専」 という呼び方です。
例えば——
90年代〜2000年代前半の雑誌や掲示板では頻繁に目にしましたし、
「デブ専バー」「フケ専バー」など、店やイベントの名前にも堂々と使われていました。
実際にはもっと多様な呼び方があります。
いくつか例を挙げると——
書いていて思うのですが、「〇〇専」って半分は冗談やあだ名感覚で、半分は割とガチ。
言われて嬉しいこともあれば、ちょっと傷つくこともありますよね。
若い世代になるほど、「〇〇専」というラベルは使われなくなってきた印象があります。
背景にはいくつかの理由があります。
最近では、「〇〇系好き」という表現が会話やSNSで主流になっています。
例:
この方がやわらかく、相手にも“排除されている”感を与えにくいのもポイントです。
完全に廃れたわけではなく、同年代〜年上世代の会話や特定のイベント名ではまだ健在。
特に「デブ専」「フケ専」は、今でもお店のキャッチコピーで見かけます。
ただし、初対面やSNSでは「〇〇系」のほうが無難かもしれません。
と聞かれると…うーん、GM専なのかなあ。
でも顔も重要だから顔専でもあるし、年下が好きだから年下専でもある。
デブ専ではないけど、愛くるしい熊のぬいぐるみみたいな顔をしたぽっちゃり男性には目がいくし、
スポーツマンぽい坊主頭の人もいい。
…となると、条件盛りだくさんで、もはや「上澄み専のだれ専」に近いのかもしれない(笑)。
💡 まとめ