僕のノート

「B型の人とは付き合えない」と言われた日の話

ryoheiasada

最近、血液型による性格診断を話題にすることって、めっきり少なくなったなあと感じます。
でも振り返ってみると、平成の前半ごろまでは飲み会や自己紹介の場で必ずといっていいほど「血液型は?」なんてやり取りがあった気がします。
「A型は几帳面」「O型はおおらか」「B型はマイペース」――そんな定番のやりとりを、僕もよくしていました。

そう思い出していたら、ある出来事が記憶の奥からふっと浮かんできました。


「B型の人とは付き合えないんです」と言われた日のこと

昔、ネットで知り合った人と初めて会ったときのことです。
会話の流れで血液型を聞かれ、「B型です」と答えました。
すると返ってきたのは、まさかの一言。

「僕、B型の人とは付き合えないんです」

……え? まだドリンクが運ばれてきたくらいの序盤なんですけど?(笑)

心の中で「いやいや、もっと他に理由あるでしょ?」と思いました。
見た目がタイプじゃなかったのか、会話がイマイチだったのか。
でも、あえて血液型を理由にするあたり、はっきりしているのか、配慮がないのか、いまだによくわかりません。

結局その人とはそれっきり。変えられないものを理由に切られるって厳しいなあ、と当時はけっこう衝撃でした。


と言いつつ、僕にも「無理」がある

……と、ここまで人のことを言っておきながら、実は僕にもどうしても我慢できないものがあります。
それは クチャラー です。

かつて、少し付き合い始めた人がそうでした。
今思えば「直してほしい」と伝えればよかったのかもしれません。
でも当時の僕は「大人になってからはもう治らない」と思い込んでいたし、なにより、どうして平気でクチャクチャ音を立てて食べられるのか理解できませんでした。

結果、その人とは長続きしませんでした。
血液型どうこうより、食事のときに落ち着いていられないほうが、僕にはよっぽど深刻だったらしいです。


まとめ ― 血液型よりも

世の中「ここが嫌」というポイントを探し出したらキリがありません。
完璧な理想像なんて存在しないし、いちいちダメ出しをしていたら誰とも付き合えない。

だから今では、「血液型が合わない」と言われたことも、「クチャラーは無理」と思った自分のことも、どちらも笑い話のひとつです。

結局のところ、大事なのは血液型じゃなくて、その人と一緒にいて心地いいかどうか。
そう思うと、平成のあの血液型ブームも、ちょっと懐かしく感じられます。

――それにしても、自分ではけっこう典型的なB型タイプだと思うんですけどね。

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Ryohei Asada
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東京在住の中年ゲイブロガー 当サイト 「ニジイロ東京Days」 note.com 「僕らのノート ニジイロ東京Days」 🏳️‍🌈 出会い・恋愛・仲間づくりに悩んできたゲイのリアル 🌱 「ひとりじゃない」+「小さなヒント」発信中 🎬 銭湯とドラマ映画が好き
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